岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

ハンセン病への取り組み(登山路のオリエンテーリング編=2700字)

2008-07-26 06:07:40 | ハンセン病
  ハンセン病という大山脈の小さな峰にでも登れないかと思案が続いている。 何冊かの本を読んでみての実感は、小さな峰でも麓から見れば遠い雲の中にあるように思える。 もちろん、ハンセン病は数千年の歴史がある病気であり、差別でも歴史がある。 そして、世界各国で病者は、今でもさまざまな問題を抱えている。 日本のハンセン病への取り組みは、21世紀に入った段階でみるべき成果を得たといえるようだが、 旧植民地で . . . 本文を読む