岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

『核エネルギー言説と戦後史1945-1960』を第2章まで読みました。

2012-07-15 06:08:32 | 原子力発電
著者である山本昭宏さんは、1984年生まれですね。 とても若い方です。 あとがきに「もともと筆者は、修士課程で大江健三郎の核問題へに関与を、1960年代に限定して研究していた」、「博士後期課程に進学してからは、核時代の諸問題の根源し少しでも近づくためには特定年代の特定個人にこだわらないほうが良いと判断し、日本の物理学者たちの核エネルギー言説を分析対象に定めた」と書かれている。 第1章はまさに、 . . . 本文を読む