5月22日午後
日大アメフト選手の記者会見がありました。
外出から急いで帰って会見をテレビ視聴しました。
事件の全容が明らかになりました。
まだ大学側からの説明はありませんが、選手の真摯な発言は重く、否定することはできません。
この事件は、日大アメフト部指導者による卑劣な犯罪でした。
昨年、大学日本一になった日大は、勝利に酔いしれ連覇が至上目的となっていました。
日大の経営陣ナンバー2になっている監督は、実質的に大学全体を支配していました。
彼の絶対的権力の源は、アメフト部の監督であること。
もちろん、アメフト部の独裁者です。
独裁者が権力を維持しさらに強化するためには、アメフト部の連覇しかありません。
その彼の欲望を妨げる可能性があるのは、ライバルの関学です。
そして、具体的な敵として、優秀なクオーターバック選手が存在しました。
彼が怪我をして秋のリーグ戦に出られなければ、連覇の可能性が高まるという思いが強まりました。
悪魔が彼にささやきました。
試合の中で、つぶしてしまえばいい。
アメフト部の選手の一人を刺客にしてやろう。
計画は試合の3日前から始動しました。
まず、当該選手にイチャモンをつけ、練習にも出られないという環境をつくりました。
選手は当惑し失望していきます。
そこに悪魔の声をかけます。
「やる気をみせろ」、「けがをさせてこい」。
そして、「責任はとる」と。
計画は実施されました。
その衝撃のシーンが映像に残りました。
ところが、責任を取るといった監督は、おじけづき、裏切りました。
沈黙し事実を隠蔽しようとしました。
大学側と監督は、一体化しています。
今後は大学として、事実を明らかにし原因を明らかにすることしかありません。
それなくしては大学さえも生き残れないと思います。
昨夜のニュースには、このトピックと加計学園問題が繰り返し流されました。
外掘を埋められた人々の日でした。
※事実と真実の使い方は難しいです。
この記事の場合は。かれにとっての「真実」かもしれません。
しかし、事実(主観の入られない)に近いのではないかと思います。
いかがでしょう。(追記)