岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

障がい者自立阻害法を葬る。

2007-10-31 23:24:06 | 国民と国会と政治
悪法も、法であるから、ひどい目にあった1年だった。
昨日、日比谷公会堂に6500人を集めた集会は
2年前のリベンジだった。
だれが言い出したか1割負担案に、障害者団体のトップが乗ってしまった。
そして、時は坂口厚生労働大臣だった。
この案に乗った公明党は、強行採決に担い手となった。
この悪法成立に手を貸した公明党は、創価学会員の非難に難渋し、
以後は、厚生労働大臣の椅子を求めなくなった。
大臣の椅子は、無難な国土交通省にしたが、これもJR事故や偽装事件で
矢面に立たされた。
しかし、これはまだ耐えられるのだ。

今の福田総理は、公選時には、障がい者自立阻害法を根本的に考えると
いったが、その言葉は官僚によって後退してしまった。
3年経過時の改正で間にあわせようというのだ。
これでは、当たり前のことだ。
意味が通らない。
こんな「せこい物言い」が通ると思うところが全く甘い。
大甘である。

官僚を抑えるためには、政治的決断しかない。
しかし枡添大臣もこの問題のどこが問題なのか、考えが及んで
いないようだ。
今の厚生労働省は相当の知識と経験がなければベストやベターの
判断ができない。
尾辻、川崎両氏など、予算削減のために人事としか思えない。
いつまで続く。訳わからぬ大臣が続くのだろう。

はやく民主党提出の法律を論議してほしい。
たな晒しはいい加減にしてほしい。

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