山陽新聞WEBより
岡山市出身の児童文学者坪田譲治(1890~1982年、同市名誉市民)の新たな研究や顕彰につなげようと、ノートルダム清心女子大(同市北区伊福町)は坪田命日の7月7日、収集した自筆原稿や書簡などの貴重な資料223点を基に「坪田譲治コレクション」を開設する。
坪田は同大にも近い同区島田本町出身。兄弟がたくましく成長する「風の中の子供」など、故郷岡山を舞台にした小説・童話を多く残したが、関連資料が散逸しつつあったため、同大が2004年から収集を進めてきた。
これまでに、“魚と遊ぶ”という独特の釣りの境地をつづった「愛魚随筆」や童話「笑顔のお地蔵さま」など、文学全集に収録されていない作品の自筆原稿も入手。「心の遠きところ/花静なる/田園あり」と古里への思いを託した色紙や書簡、初版本もそろえた。
※写真は生家近くの幼稚園の2階にある「子ども館」。
岡山市出身の児童文学者坪田譲治(1890~1982年、同市名誉市民)の新たな研究や顕彰につなげようと、ノートルダム清心女子大(同市北区伊福町)は坪田命日の7月7日、収集した自筆原稿や書簡などの貴重な資料223点を基に「坪田譲治コレクション」を開設する。
坪田は同大にも近い同区島田本町出身。兄弟がたくましく成長する「風の中の子供」など、故郷岡山を舞台にした小説・童話を多く残したが、関連資料が散逸しつつあったため、同大が2004年から収集を進めてきた。
これまでに、“魚と遊ぶ”という独特の釣りの境地をつづった「愛魚随筆」や童話「笑顔のお地蔵さま」など、文学全集に収録されていない作品の自筆原稿も入手。「心の遠きところ/花静なる/田園あり」と古里への思いを託した色紙や書簡、初版本もそろえた。
※写真は生家近くの幼稚園の2階にある「子ども館」。