NHKって、とても日本的だと思いませんか。
まず、政治にはとても弱腰です。
同調圧力が強いです。
このような放送局には宮内庁報道がよく似合います。
例えば、安倍総理の辞任表明への政治部の岩田記者の発言です。
私には宮内庁担当記者かと思いました。
「長い間、ありがとうございました」的発言でした。
いつも近くで接しているとこのような発言になりがちです。
ストックホルム症候群です。
私のようなものが聴きたいコメントではありません。
一方、ドキュメンタリーやETVなどは録画してよく観ます。
なぜ録画するかといえば、空いた時間にゆっくり観れるからです。
今年前半は今までに録画した放送を見直しています。
忘れている内容が多いのでなかなか面白いです。
録画量は1.5TBなのでオーバーすると削除するすることを繰り返します。
だんだん煮詰まってきます。
残ってくるのは、戦争と災害関係が多いです。
資料的な意味もあるので消せないですね。
昨日は、戦後70年時に放映された「太平洋戦争下の米軍のプロパガンダ」についてのドキュメンタリーを観ました。
どの国も戦時中は国威発揚のために、プロパガンダ映画や放送をします。
日本でいえば「鬼畜米英」のニュース映画です。
日本同様、米国でも日本人は人間扱いをしていません。
真珠湾奇襲攻撃や捕虜虐待など、日本人を人間以下のまさに鬼畜として扱うことで、殺傷する罪悪感を取り除きました。
米国人には、原爆を落とさなければ米兵がさらに百万人犠牲になっただろうとの考えが今もあります。
これは、沖縄戦が予想外に苦戦したこともあります。
1ヶ月で占領できるはずが3ヶ月もかかり、死者も1万2000人以上になりました。
日本軍に比して15%程度の死者ですが、米国にとっては日本が降伏寸前になっているのもかかわらず、このような大被害を受け続けることは到底容認できるはずがありません。
もし、日本が降伏しない状態で本土決戦となった場合は、米軍にいかほどの被害がでるか、百万人も大げさな数字ではないと人々は思いました。
ならば、戦争終結の手段として原爆投下もありうる。
正義とも考えていました。
それが一部の米国人に今もある感覚なのです。
やられたらやり返せなのです。
戦争を遂行するために、どの国でもとりうる手段です。
歴史を検証すれば十分、分かることなのです。
だから戦争はしてはならないのです。
私のようなものは、安倍氏退陣に「ありがとうございました」はありません。
やっとやめてくれた。
憲法改正がなくなった。
ほっとしました。
記者会見では、記者の方はやっと質問できたというムードがありました。
初めて質問できた記者も多かったと思います。
無視され続けた記者の方が「お疲れさま」と言えるでしょうか。
わたしだったら無理です。
最後くらい聴きたいことを聞きますね。
お読みいただき有難うございました。