岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

介護保険 「要支援」と「要介護」 行ったり来たり

2006-10-27 22:36:05 | 社会福祉士
介護保険が変わって7ヶ月。
経過措置で寝台、車椅子で右往左往。未だ混乱は収まらないが、
もうひとつ恐れていたことが起こっている。
ご存知のように「要支援」と「要介護」では担当ケアマネの
守備範囲がちがう。
要介護1の人の多くは要支援2に移ったが、今度はまた要介護に
移つりはじめた。
もちろん状態は変わっていないにもかかわらずだ。
認定がちょっと厳しすぎたと
反省したのかどうか知らないが。
となると半年間で「要介護」→「要支援」→「要介護」。
契約もころころ変わるだけではない。
ケアマネがころころ代わることになる。
おまけに ケアマネ難民時代だ。ケアマネが見つからない。
なんだこれ。
利用者の方を馬鹿にしているではないか。
現場で見ていると 利用者さんの状態はほとんど変わっていないにも
かかわらず、認定のたびに受けられるサービスもその都度変わるし
サービス料も変わる。
このことは予想されたのだが 予想通りの結果となった。
次は「要介護」→「要支援」→「要介護」→「要支援」だろう。
本当に無駄なことをしているぞ。
しろうとでもわかるできの悪い法改悪だ。
厚生労働省の官僚さん。一度地方に下ってみたら。

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