19世紀中葉、ドイツの話です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/52/d01a86895fba0dd0b181a2c4905522bd.jpg)
ドイツはまだプロイセンと呼ばれていました。
舞台の中心はデッセルドルフ。
モーツアルトやベートーベンが去って、偉大な後継者が待たれていた時代です。
登場人物は3人といってよいでしょう。
ロベルト・シューマンと妻のクララ・シューマン。
そして、ハンブルグ出身の若きブラームスです。
3人ともに天才的な作曲家であり、優秀な演奏者です。
特にクララ・シューマンのピアノ演奏は群を抜いていたといわれます。
この3人のエピソードは、ドイツ人の民族的な誇りといわれるべきものです。
特にクララは19世紀という時代にあっても演奏家と家庭人を両立した「賢婦人」として尊敬されています。
夫のロベルト・シューマンはもちろん大作曲家ですが、精神的に病んできます。
晩年にはライン川への飛び込み事件を起こします。
子だくさんと貧困の生活です(8人の子ども)。
その厳しい生活を心身ともに支えた人がブラームスだったといわれます。
若きブラームスの才能を認めたのがシューマン夫妻であり、やがて、そのブラームスが有名になり、シューマン夫妻を支えます。
私たちはブラームスといえば長いひげを生やしたおじいさんの写真のイメージしかありません。
この映画で若き日のブラームスはエキセントリックで魅力的な男性に描かれます。
ロベルト亡き後、ブラームスはクララとその家族を支え続けます。
クララが亡くなった直後にあとを追うようにブラームスも旅立ちます。
ドイツ人が誇る美談です。
日本でいえば、幕末から明治20年代の話です。
監督はブラームスの子孫にあたる人です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/52/d01a86895fba0dd0b181a2c4905522bd.jpg)
ドイツはまだプロイセンと呼ばれていました。
舞台の中心はデッセルドルフ。
モーツアルトやベートーベンが去って、偉大な後継者が待たれていた時代です。
登場人物は3人といってよいでしょう。
ロベルト・シューマンと妻のクララ・シューマン。
そして、ハンブルグ出身の若きブラームスです。
3人ともに天才的な作曲家であり、優秀な演奏者です。
特にクララ・シューマンのピアノ演奏は群を抜いていたといわれます。
この3人のエピソードは、ドイツ人の民族的な誇りといわれるべきものです。
特にクララは19世紀という時代にあっても演奏家と家庭人を両立した「賢婦人」として尊敬されています。
夫のロベルト・シューマンはもちろん大作曲家ですが、精神的に病んできます。
晩年にはライン川への飛び込み事件を起こします。
子だくさんと貧困の生活です(8人の子ども)。
その厳しい生活を心身ともに支えた人がブラームスだったといわれます。
若きブラームスの才能を認めたのがシューマン夫妻であり、やがて、そのブラームスが有名になり、シューマン夫妻を支えます。
私たちはブラームスといえば長いひげを生やしたおじいさんの写真のイメージしかありません。
この映画で若き日のブラームスはエキセントリックで魅力的な男性に描かれます。
ロベルト亡き後、ブラームスはクララとその家族を支え続けます。
クララが亡くなった直後にあとを追うようにブラームスも旅立ちます。
ドイツ人が誇る美談です。
日本でいえば、幕末から明治20年代の話です。
監督はブラームスの子孫にあたる人です。
あまり知りませんでした。
ブラームスが支えていたということも。
ブラームスの
弦楽六重奏曲の第2楽章というのを
CDで聞いたことがあります。
なくなったドイツ中世史研究の
阿部謹也先生は
ドイツ史は、音楽史だ・・といった
ようなことを書いていましたね。
音楽の知識はありませんがブラームスは大好きです。
この映画を観て一層好きになりました。
なぜドイツは音楽が素晴らしいのでしょう。
フランスやイギリスとは格段の差です。
構成・統合力が違うのでしょうか。
合唱曲、歌曲も日本人にも愛されていますね。