岡山市に本部がある国際緊急医療支援NGO AMDA(アムダ)がこの7月に出版しました。
2年前の西日本豪雨災害時の支援内容です。
AMDAは東日本大震災の支援での活動も書籍となっています。
熊本大地震の報告書もあります。
海外の緊急医療支援では30年以上の実績があります。
近年は国内での支援の比重が増しています。
国内の災害が頻発している証左であります。
国内での災害に対応する中で大きく変わってきたことがあります。
支援が緊急時対応から継続的支援に変わりました。
国内では特にそうです。
連携する団体、自治体が急激に増えました。
医療分野が拡がりました。
例えば、鍼灸師、マッサージ師の方も支援されています。
今回の『見放さない、その命!AMDA魂の連携 総社市から全国へ!』で特記されなければならいことがあります。
それは、被災した自治体である総社市自身の奮闘です。
総社市長は片岡聡一さんです。
その片岡さんがこの書籍の第1章を担当しています。
「総社市はかく奮闘したり」です。
35ページにおよぶ文章です。
今や伝説ともなっている当時の市長の奮闘ぶりには深い感銘を受けました。
そのリーダーシップは官僚出身の近隣市長では考えられないほどです。
市長とAMDAとの強いつながりもありました。
AMDAからの災害支援の協力要請に即決で了解します。
断りません。
地元政治家の秘書をしていた経験から、政治は決断と熟知していました。
災害時に最も必要とされるのは決断と実行です。
ぜひ、読んでいただきたいと思います。
アマゾンで購入できます。
お読みいただきありがとうございました。