中継は、野球や相撲ばかりではありません。
先の日曜日には、広島発ではG7とゼレンスキー大統領による地上波独占(彼の責任ではありませんが)、
東京のイベントと言えば、入管法改定案反対集会です。こちらはYouTubeで中継していました。
通信技術の進歩でごく少人数で現場からの中継や報告が可能になりました。
メディアの巨人とコビットですが中継映像においては大きな差がなくなりました。
地上波の中継においてはタブーや忖度が働くことは当たり前でした。
一方、YouTubeにおいてはかなり自由に発言が出来ているように思います。
ただ、こちらも広告収入が大きな財源であることは確かです、
取り扱う内容によっては広告がつかないこともあるようです。
また、YouTubeなどSNSは時間制限なしでトークや中継ができます。
だらだらと2時間以上続くこともざらです。
こちらも用事をしながら耳だけそばだてていることも。
日曜日に岸田首相の記者会見をYouTubeで見ていましたら、記者会見の裏側まで見えていました。
首相が平和公園をバックに「キメ動画」を流していたのですが記者の質問は日本と特派員協会の記者クラブから計4名だけで、
挙手をしても司会者が無視していました。
ちょっと考えられない記者会見でした。日本ならではですね。
一方、ゼレンスキー大統領の記者会見は見る価値がありました。
各国の記者の質問に次々と応えていました。もちろん原稿などありません。
これが国際標準いやそれ以上かもしれませんが、その応答は感銘を受けるほどでした。
その違いは歴然です。
記者の数も違っていました。
もちろん戦争の当事者ですから注目が集まるのは当然です。
日本の役割としては、主役のための場の提供をしたということでしょうか。
それはそれで重要なことではあります。
G7から2日が経過、入管法改定案に目を向けなくてはなりません。
参院の法務委員会から更迭された委員がいました。
ひどい話です。
お読みいただきありがとうございました。
ウクライナに平和を!