岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

子どもたちは子どもたちが守る。

2006-06-10 01:06:41 | 日本の仲間
毎朝 通勤する道の横断歩道を小学生が集団で渡っていく。
ここでは保護者は立っていない。

リーダーを務める最上級生が横断歩道を渡っている下級生の安全を確保
しながら全員が終るのを見届けて停車して待っている車の運転者に,
ぺこりと挨拶をして先頭に戻っていく。
それを見ながら、ちゃんとできていると感心する。

私たち登山者のリーダーも同じ行動をする。これが正しい危険箇所の通り方だ。
集団行動の基本である。
私はこのことができればやがて1人前の大人になると信じている。

「子どもたちが子どもたちが守る」。
決して大人を信用するなというわけではない。
しかし子どものころから自らを守る力が必要だ。

これは時代がそれを要請するということもあるが、いつの時代も自立のために
必要なことだと思う。
毎日、すれ違いながらエールを送っている。

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