岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

ワールドカップサッカーで寝不足が続く。

2014-07-03 06:32:38 | スポーツ(身体に魅せられて)
ブラジル大会も何かと問題の多い大会であることは確か。
五輪もだが、ますます胡散臭い。

しかし根っからのスポーツ好きの私は決勝トーナメント観戦が楽しくてしかたがない。
寝不足極まれリ。

日本代表が敗れてから街角のスポーツ店ではサムライ・ブルーが店頭から消え、
マスメディアから本田くんなどの日本選手が消えた。
金にならないことはしようとしない企業たちだ。
「金の切れ目が縁の切れ目」は名言なりだ。

日本チームもよく頑張った。運さえあれば前回大会のように決勝トーナメントに進めていただろう。
決勝トーナメントに出場することができたチームの過去の戦歴を見れば、いかに進出することが困難なことか理解できる。
軽々しく決勝トーナメント進出が可能になるなんて思わないことだ。
それが世界の常識だ。
少しでもワールドカップを見ていればわかる。

さて、ベスト8まで出揃った。
この決勝トーナメントの初戦もすごい試合ばかりだった。
一試合とて見逃すことができなかった。
今回大会での番狂わせは、コスタリカの飛躍とスペインの凋落だ。

スペインチームのビセンテ・デル・ボスケ監督は、今回大会の予想を岡田氏に聞かれて、
世界のサッカーの流れは大きくは変わらないだろうと発言していた。
より激しくアグレッシブになるだろうがそれは潮流の変化ではないという趣旨だった。

そのスペインがオランダの個人技に粉砕されてから地殻変動が誰の目にも明らかになった。
ボスケ監督自身がいの一番それを感じただろう。

4年間の歳月は 各国がパスサッカーを会得し その上個人のレベルの高さでスペインや日本の技を封じることを可能にしていた。
世界サッカーの変貌が誰の目にも明らかになるのはワールドカップをおいて他にはない。

特に今回はキラ星選手が目白押して超絶技法が日々見られる快感は 安倍の野望さえ忘れさせる麻薬のようにさえ感じる。

ベスト4は 順当なら ブラジル オランダ アルゼンチン ドイツだが
あっと驚く結果が待っているかもしれない。

残り少ない試合だ。
1試合たりともおろそかに出来ない。

楽しみはこれからも続く。


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