岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

京都社会福祉士会の総会に参加しました。

2014-03-30 09:50:03 | 社会福祉士
7年ぶりの参加です。
名ばかりの幽霊会員です。
ほとんど京都に居ませんので申し訳ございません。

積極的に会の事業や運営を進めていただいている方々には頭の下がる思いです。
ありがとうございます。

京都社会福祉士会の会員数は約900名だそうです。
半数の方の出席(書面も含めて)にて総会が成立するのですが、これがなかなか難しいのです。
今回も、直前まで出席依頼があり、厳しい状況でした。
そこで私もなんとか出席することにしました。

出席してみて驚きました。
出席者(書面も含めて)が過半数に届かなかったのです。
当然、総会は流れました。
しかし、これは珍しいことではないのです。
団地の管理組合でも起こりました。
公職選挙の投票率が低下している風潮と似ているように思います。
半数の出席と言っても葉書で返信することも可能なわけです。
大した手間がかかるわけでもないのです。
それでも集まらない。

仕事が忙しい。
面倒くさい。
興味がない。
でしょうか。

会費は自動引き落としだから、停止するのも面倒なのでは、そのままになっている人も多いのではないでしょうか。
他人事ではありません。
ほとんど京都を留守にしている私が、会員を続けているのは退会するタイミングが整わないからかもしれません。

総会は成立しなかったのですが、新年度事業計画に関する質疑は実に活発でした。
このような社団法人は、会員のボランティア活動とそれを支えるボランティア精神で成り立っているのが実情です。
予算は会費収入が大部分です。
足りない部分は事業収益でカバーするのですが、とても厳しいのが現状です。

今回は、事務局長から「燃え尽きそう」と発言がありました。
これは深刻な事態です。

ちなみに、予算書にある業務内容です。
1.相談援助事業
2.権利擁護・成年後見事業
3.広報啓発事業
4.人材開発・研修事業
5.地域活動支援事業
6.調査研究事業
7.サービス評価事業
8.資格取得支援事業
9.介護認定審査会等委員支援事業
10.子ども家庭福祉支援事業
12.「司法と福祉」に関する事業

社会福祉士会の事業は以上のように実に多岐に渡ります。

また、2014年~2018年までの中長期計画も検討されています。
頭の下がる思いです。

ただ、現在の陣容で、この計画が実現できるか、危惧するところです。

離れたところにいる私には何もできませんが、どうぞ、燃え尽きないでいただきたいと願うばかりです。


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