アスベスト被害に関して、考えなくてはならないことは、
山ほどある。
まずは基礎的知識をHPから得ることが必要になる。
(ブックマークの「アスベスト」をクリックしてください。
http://park3.wakwak.com/~hepafil/
1990年代からの情報の蓄積には頭がさがる。
このHPを読むことから見えてくることは、
行政のリーダーシップのなさである。
複数の省庁に渡るため、縦割り行政の弊害がでている。
なぜ、企業が情報公開に踏み切ったか。
これが企業の危機管理なのだろう。
クボタが先陣を切り、他社が後に続いたのは、業界の打合せ
通りか。
企業は社運を賭けているつもりだろう。
放置しておいてもやがて必ず訪れる危機である。
いずれやってくる最悪の事態を前倒しすることで
衝撃を吸収しようしたのだろうが、
今の危機でさえ、企業は潰れかねない。
いわんや、先送りすれば破滅は確かだった。
しかし、ひどいことをしたものだ。
それに対して、危機感の欠如した対応をしているのが
行政である。厚生労働省の対応など、アリバイ作り以外の
なにものでもない。
「アスベスト問題」の全容は今だ私の理解の外なので、、
これ以上書くことはできないが、
「JR尼崎転覆事故」で国民的議論になった「安全」の
もう一方(対極)にある課題であることは確かだと思う。
それは、環境の悪化という「緩やかに襲ってくる危険」の
問題だ。
現在、アスベスト被害が他人事と思っているほとんどの人と、
身に降りかかっている当事者の方とは、何がちがうのだろうか。
アスベストについての予防知識がちがうのだろうか。
もちろん、なにも違わない。
「偶然」なのである。たまたま関連する仕事についた。工場や
建物の近くにいた。それだけの違いなのだ。
これが「緩やかに襲ってくる危険」の怖さだ。
この「緩やかに襲ってくる危険」に対処することが我々は
もっとも苦手だ。
その危険への対処法の典型が、「先送り」である。
今は解決できないが、将来、科学も進歩して解決してくれるだろう、
という考えてある。
「原子力」に関してもその考えがある。
(原子力発電はコスト的に合わないという意見の登場で揺れている。
推進派の意見には、原子力発電を止めると、旧型の原子炉処分や
廃棄物処分をする技術者が養成できないという考えである。
ということは原発の廃棄技術は今だ確立してないということだ)
「電磁波」もそうなのかもしれない。
現在、被害は認められないから問題にしないのが行政の姿勢で
あるが、これが「明日の危険」ではない、といえるのだろうか。
私は、携帯電話のもつ電波の強さがいつも気になる。
中波の電波さえ届かない室内やエレベーターの中に届く。
強い電波が人体に何も影響しないとはとても思えないのだが。
「緩やかに襲ってくる危険」は目に見えない場合が多い。
何か、異変の前兆に気づいた人がまず声を上げることから
始めるしか方法がないのだろうか。
山ほどある。
まずは基礎的知識をHPから得ることが必要になる。
(ブックマークの「アスベスト」をクリックしてください。
http://park3.wakwak.com/~hepafil/
1990年代からの情報の蓄積には頭がさがる。
このHPを読むことから見えてくることは、
行政のリーダーシップのなさである。
複数の省庁に渡るため、縦割り行政の弊害がでている。
なぜ、企業が情報公開に踏み切ったか。
これが企業の危機管理なのだろう。
クボタが先陣を切り、他社が後に続いたのは、業界の打合せ
通りか。
企業は社運を賭けているつもりだろう。
放置しておいてもやがて必ず訪れる危機である。
いずれやってくる最悪の事態を前倒しすることで
衝撃を吸収しようしたのだろうが、
今の危機でさえ、企業は潰れかねない。
いわんや、先送りすれば破滅は確かだった。
しかし、ひどいことをしたものだ。
それに対して、危機感の欠如した対応をしているのが
行政である。厚生労働省の対応など、アリバイ作り以外の
なにものでもない。
「アスベスト問題」の全容は今だ私の理解の外なので、、
これ以上書くことはできないが、
「JR尼崎転覆事故」で国民的議論になった「安全」の
もう一方(対極)にある課題であることは確かだと思う。
それは、環境の悪化という「緩やかに襲ってくる危険」の
問題だ。
現在、アスベスト被害が他人事と思っているほとんどの人と、
身に降りかかっている当事者の方とは、何がちがうのだろうか。
アスベストについての予防知識がちがうのだろうか。
もちろん、なにも違わない。
「偶然」なのである。たまたま関連する仕事についた。工場や
建物の近くにいた。それだけの違いなのだ。
これが「緩やかに襲ってくる危険」の怖さだ。
この「緩やかに襲ってくる危険」に対処することが我々は
もっとも苦手だ。
その危険への対処法の典型が、「先送り」である。
今は解決できないが、将来、科学も進歩して解決してくれるだろう、
という考えてある。
「原子力」に関してもその考えがある。
(原子力発電はコスト的に合わないという意見の登場で揺れている。
推進派の意見には、原子力発電を止めると、旧型の原子炉処分や
廃棄物処分をする技術者が養成できないという考えである。
ということは原発の廃棄技術は今だ確立してないということだ)
「電磁波」もそうなのかもしれない。
現在、被害は認められないから問題にしないのが行政の姿勢で
あるが、これが「明日の危険」ではない、といえるのだろうか。
私は、携帯電話のもつ電波の強さがいつも気になる。
中波の電波さえ届かない室内やエレベーターの中に届く。
強い電波が人体に何も影響しないとはとても思えないのだが。
「緩やかに襲ってくる危険」は目に見えない場合が多い。
何か、異変の前兆に気づいた人がまず声を上げることから
始めるしか方法がないのだろうか。