海底ケーブルの切断によりインターネットや通信が出来なくなりました。
切断箇所の予想地点は海底火山から遠く離れておりなぜ切断したのかわかりません。
地殻変動があったのでしょうか。
復帰には数週間かかるとのことです。
残る通信手段は衛星電話ですが、電話台数も限られています。
衛星からの画像が増えてきました。
国全体的に火山灰が堆積していることがわかります。
幸いに10cm程度だろうということです。
空港の滑走路もはっきり見えます。
障害物の撤去が進めば航空機の発着が可能だと思います。
飲料水は天水ということですから、水の確保、通電が急がれます。
豪州やニュージーランドの軍隊が情報収集と物資の供給に飛んでいますが、
飛行場が使えない状態では活動は制限されています。
港湾も使えないでしょう。
もちろん、民間の救援ができる状態ではありません。
やはり、軍隊の大規模な出動しかないでしょう。
上陸が可能な船舶と工作隊です。
中国や米国は上陸作戦用に常備していますが、遠距離であり時間がかかるでしょう。
そして、配備されている兵力にそう余裕があるとは思えません。
ここは、国連で調整して国連軍として派遣できればと思います。
米中の冷戦は凍結してください。
海底火山に威力は、最大級とまではいえないようです。
爆発規模に比して、噴火物は少ないようです。もちろん火砕流は起こりません(海底では起こっていますが)。
海底火山の場合は、噴火物も海底にとどまり、空気中に飛び出す量も少なくなるように思えます。
ただ、津波は高さ15mに達したという情報もあります。
ちょっと信じられないような高さです。
トンガの島々は海抜が0mに近いところが多く、15mもの津波がくれば何もなくなるのではないでしょうか。
正確な情報でないことを祈ります。
このような火山爆発が日本で発生することを否定する人はいません。
その場合、陸上での噴火爆発となります。
例えば、阿蘇などはカルデラの大きさからして、直径1000kmの範囲で噴火物被害が起こるでしょう。
その範囲に原発は複数稼動中です。(玄海、川内、伊方)
原発が危機的な状況に至ることは容易に想像できます。
この問題はほとんどテレビで流れません。
しかし、避けるわけにはいきません。
お読みいただきありがとうございました。
画像は絆ロープをついて走るブラインドランナーです。