AMDAの現地での活動をメーリングリストで発信しています。
以下転載です。
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2020年01月20日■□□□
AMDA速報5 フィリピン・タール火山噴火被災者緊急支援活動
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1月19日、AMDAはフィリピン支部、AMSA(アジア医学生連絡協議会)、
現地協力団体、企業と約300人からなる合同チームを結成し、バタンガ
ス州(Batangas)サントトマス市(Santo Tomas)にある避難所、サントト
マス・ノースセントラルスクールにて医療、物資両面からの支援を行っ
た。学校は災害により休校中で、避難指示地域から避難した358世帯
1,278人(1月18日時点)が暮らしている。
医療支援では、合同医療チームが192人を診察。特に、火山灰による影
響から呼吸器疾患が大変目立った。加えて、発熱の他、暑さによる脱水
が原因と思われる尿路感染症も多くみられた。物資支援では、避難所内
外の被災者1000世帯に、お米の保存、洗濯などに使用できるバケツを手
渡した。現地協力団体から提供のあった、おむつ、石鹸、マスクなどの
生活支援物資も一緒に配布し、早速、受け取った支援物資をバケツに入
れる人もいた。物資を受け取った避難者は、「バケツは生活に役立つ。
ありがとう。」と話した。ほかにも、「火山灰の影響で魚や田畑も影響
があるだろう。タール火山周辺では魚が有名だが、火山の影響で魚は今
のところ食べれないらしい。」「毎日、家の掃除や用事などで、家に帰
っている。」という被災状況を話す人もいた。活動中、サントトマス市
副市長も現場を訪れ、支援に対する感謝の言葉をいただいた。
20日付のフィリピン国家災害リスク削減管理員会(NDRRMC)の発表によ
ると、タール火山のあるバタンガス州と近隣のカヴィテ州、ラグナ州
(Laguna)及びケソン州では、合計50,599世帯(203,763人)が被災。
26,767世帯(104,377人)が408ヵ所の避難所に避難している。
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【AMDA派遣者】
神倉 裕太郎 (かみくら ゆうたろう)調整員 / AMDA本部職員 / 27歳 / 岡山市在住
【街頭募金のお知らせ】
1月21日(火)午後4時から5時まで 岡山駅地下からイオンモール岡
山への地下連絡通路(イオンモール岡山入口付近)にて街頭募金を行いま
す。
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口座名「特定非営利活動法人アムダ」
■中国銀行 一宮支店(店番188) 普通口座 番号1347410
口座名「特定非営利活動法人アムダ」
■楽天銀行 ロック支店(店番202) 口座番号7002547
口座名「特定非営利活動法人アムダ」
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