岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

まだまだ続く残暑かな。

2007-10-04 21:03:04 | 日本の仲間
今日の日差しもきつかった。
ケアマネ業務に車や自転車で走り回った。
いくら回ってもケアプランが消化できない。
こんな生活が1年半も続いた。

そろそろ 決断する日が近くなった。
介護予防が自治体の業務とされて 直轄で行っているが、
役所の中で地域包括が育つとは思えない。
1年半たって もう見限るしかないと感じた。

役所というところで再び働くことはないだろう。
役所は日本で一番古い組織であり、あの戦争でも生き残った。
縦割りの最たるもので、およそチームプレイとは縁遠い。
部課長クラスでほとんど決める。

何事も文章である。小さな組織でも書類が回り判子押しだらけ。
とにかく判子の世界。アリバイつくりの世界である。
いくら役所仕事といっても、このように書類に多い国は
他にないだろう。
国際的に活躍しているNPOなども日本からの援助は書類づくりが
大変で、もう結構という。
証拠という意味では完璧かもしれないが とても人間的とはいえない。
しかし 役所で一生を過ごす人にとっては当たり前のことだろうな。

そして、仕事がなくなることのない勤め先。
人の多さに唖然とする。人はやめさせれないから 人事交流は
仲間内だけ。

この日本国開闢以来の組織をだれが 再生してくれるのか。
松井参院議員に期待をかけている。
日本の官僚機構を再生するのは日本の再生と同義語だと思う。

今の地方分権という名前だけの分権。
分権されるのが地方の役所としたらそれもたまらん。
実際は中央官僚が権力は渡さない。
介護保険制度をみればよくわかる。
市町村が保険者だが、すべて厚生労働省の指示待ちだ。
なにも決めさせない。決めれない。
地方の役人は中央をみるばかり。
現場にいて 本当に情けない。
ということで決断したよ。

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