岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

国体予選

2006-06-25 22:32:04 | 日本の仲間
実家に帰って、近くのアリーナを覗く。
たまたま国体の予選をしていた。
体操、新体操の県予選だ。
レベルはどうかな。
チーム数は男女すべて合わせて8チーム。
こんな数のチームだとどうかなと思って練習を見て愕然とした。
私も中学時代は体操をしていたが、天と地の差だ。
男子の体操は一チームのみ。
それがとてつもなくレベルが高い。
高校名をみると関西高校!全国トップの高校だ。
女子をみるとこれもとてもレベルが高い。
校名はとみると、山陽女子 こちらも全国トップレベルだ。
そして新体操男子。こちらも1チームのみ。
これも信じられないほどレベルが高い。
校名は精研高校。知らない。しかし凄い。
後でネットで調べるとこちらも全国トップレベルだ。
8チームが出ていてその内3チームは全国のトップチームなのに
国体予選に観客はほとんどいない。

このアリーナの近くでは毎夜、街のダンスチームが練習している。
どうして観にこないのだろうか。
北京五輪にも出るかもしれない凄い高校生の技が観れるというのに。

そのような高校生が自分たちの演技が終ると昼食もそこそこ、
会場のかたずけに精を出していた。

日本の陸上選手はトラックに一礼して入り、一礼してトラックを後にする。
体操選手もそうだ。礼に始まり礼に終るのは日本古来のスポーツだけでは
ない。彼等のすがすがしい動きを見ていると、日本の高校生も捨てたもの
ではないとうれしくなってくる。

しかし本当にすごい高校生をみてしまった。

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