4月下旬、産経新聞関係者からの情報提供から調査が始まっています。
要点を書きだしてみます。
・「産経の社会部に元検察担当で黒川氏と近く、現在は裁判担当のAという記者がいる。彼がひとりで暮らすマンションが集合場所。賭けマージャンを5月1日に開く」上記関係者
・産経新聞関係者の内部告発がなければ政権を揺るがす事態は生じなかったはずです。
・告発者の意図は何かも気にはなります。
・この時点でほぼ特ダネは確定です。
・5月1日、決定的な証拠写真が撮れました。詳細な記述ぶりから複数人で張り込んでいたことがわかります。あとは関係者や本人への取材です。
・5月13日、再び賭けマージャン実施。
・マンションの所有者の調査→A記者と判明。自宅と特定。
・A記者の記事確認→黒川氏擁護と取れる記事あり。
・他の参加者の確認→産経B記者(事前にコンビニATMを利用するところまで把握されていた。軍資金か)+朝日新聞C元記者も
・他メディアの担当者もしばしば賭けマージャンしていた。
・必ず各社がハイヤーを用意する「接待マージャン」だった。
・雀荘時代の元ハイヤーの運転手に取材→雀荘から自宅に送り届けていた。動くのは少ない時で4万~5万円と聞いた。
・ハイヤーの中で記者は取材をするも、黒川氏はのらりくらり。
・賭けマージャンとハイヤー接待は許されるのか→便宜供与、一般服務義務違反にあたる
・産経記者と新聞社に直接取材→コメントなし
・朝日新聞C氏にはメールで取材申し込み→返信なし
・この取材は5月2日以降続けられている。ゆえに関係する会社等には文春が動いていることがわかる→官邸にも伝わっているはず。
・5月17日、黒川氏本人に取材。無言。18日も取材。無言。
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・5月8日あたりからツイッターで改正案抗議の声が爆発的に拡がる。
・5月18日、改正法審議見送り決定
・国会で審議が行われてる最中に雀卓を囲んでいたことになります。
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・非常に有能な人だが、日本ではマージャン、海外ではカジノ好きで、「あれは病気です」と知人の弁。
・読んでみて、訓告処分は軽すぎると思いました。懲戒免職にすると後で何をばらされるかわからないと思ったのでしょうか。いわゆる手切れ金としての退職金なのでしょうね。
これで終わりではありません。終わりの始めですね。
お読みいただき有難うございました。