岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

【国会】今日の2つの出来事は憶えておかなくてはならない。

2005-07-05 22:45:07 | 国民と国会と政治
ひとつは郵政民営化法案の僅差可決。
もうひとつは、障害者自立支援法反対デモ11000人国会を
取り囲む。

郵政民営化法案の僅差可決は、やはり驚きだった。
不信任決議もなしに、早々と採決がなされた。
しかし、こんなに僅差になるとは、ほとんどの人は思わなかった
のではないか。

反対派も本気であり、政治生命を賭けている議員もいたという
ことだ。
執行部に反旗を翻すというのは、どの世界も大変なことである。
それをやったという事実は非常に重い。

当然、小泉政権の求心力が大幅に落ちることになった。
政局になりつうあるといっていいと思う。
参院での展開から目が離せなくなった。
政界再編の目も出てきた。

現執行部の中から逃げ出す鼠もでてくれは、執行部崩壊である。
自民を潰すといって、執行部が潰れるかもしれない事態なのだ。

今週にも採決を狙う障害者自立支援法もここにいたって
見当もつかなくなった。
当事者による国会包囲11000人デモに、執行部が強行裁決に
踏みきるとは私には思えない。

郵政民営化法案と同時に進む他の法案採決は、執行部側から
みれば、とても困難なことになってしまった。

いよいよ末期的な状況を呈してきたのだ。

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