岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

勉強会は『岡山の社会福祉史』

2010-07-21 21:44:04 | 地域包括支援センター


このようなテーマで勉強会を開くのは少し無謀なことかもしれません。
皆さん、仕事に結びついた勉強についてはとても関心があるのですが。

今日は、石井十次、留岡幸助、ぺティ・アダムス、山室軍平についての話でしたが、
明治時代を感じてもらうということは相当難しい、と思いました。

視点を少しずらして、明治の人のこころざしの話ができればよかったかもしれません。

素材としては、65年前の岡山市の写真(米軍撮影)と現在の地図を利用しました。
地図に関しては日頃から家庭訪問に利用しているので、とても読図力があります。
これは驚きました。

65年空襲前の写真でも、道路や水路の位置を的確に判断します。
ですから、岡山孤児院の位置や岡山博愛会を知らなくても、地図上で指し示せば、方向や距離、
大きさの理解が速いです。
これはプロの域だと感心しました。
まさしく現場、現地主義。

望むべきは、歴史の現場主義を身につけていただきたい。

各時代と各地域をリアルに感じることができる現場主義。

いやいや、これは、私の見果てぬ夢でした。

写真は、総合グランド。左上のピンホールのような白い点は、月です。

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