岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

11月16日解散、12月16日総選挙。

2012-11-15 09:55:07 | 国民と国会と政治
結果として大方の方が納得するのではないかと。

世論調査では年内解散希望が4割以上です。
民主党内では反対論が多いですが、「逃げ」=時間稼ぎとしか思えません。
これから民主党支持が増加するとも思えません。

野田総理は、当然一人で決断したわけですが、タイミング的には絶妙ですね。
「決断する政治」は彼なりにやり切れたと思います。
もちろん、「決断だけをした」という批判もありでしょうが、
ねじれ国会という政治状況の中でできることは限られています。
今まで何度もねじれ国会はありましたが、対応できた総理はいなかった。
その意味で曲りなりでも、結果を出したと思います。

定数減のための担保として歳費削減を自民、公明と約束をする。
党首討論で「攻める」。
党首討論の場で重要な決断をする。
そのような先例にもなったのではないか。

政局という面では、第3極が間に合うか。
この点も決断につながったのでしょう。

しかし、選挙はしたものの、その後が本当に大変なことになります。

「決断ができる政治」からどんどん遠ざかるのではないか。混迷が深まるのではないか。

市民が頑張らなくてどうしようもない新年になるのではないでしょうか。


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