安部政権が2度できなかった消費税増税。
いろいろ策を考えて（弄して）、選挙対策も考えて、経費も膨れて、何が何だかわからないことになっている。
消費税は低所得者に優しくない税金だ。
政府は景気がいいというが、いつまでたっても暮らしはよくならない。
もし給与所得が増えても、天引きされる額は増える、物価が上がるので、暮らしは楽にならない。
その上、将来に不安に備えて消費を抑える。
その消費行動はまったく変わっていない。
もし将来のことを楽天的に思える人がいるならば、富裕層か、キリギリスたちと思う。
普通の市民は、明るい未来なんかあるとは思っていない。
残念ながらその認識は正しい。
消費税増税のもたらすものは、今までと同様、景気後退だ。
金持ちは、金持だけでは生きていけない。
貧乏人がいるから生きていける。
おとなしい貧乏人だと高をくくっているとえらい目に遭いますぞ。
厚労省の統計調査の訂正も、まだ全貌は明らかではない。
日本の統計データは信頼性が高いと言われてきたけど、これが怪しい。
専門家からは「おかしい」と指摘されてきたが、おいそれと認めようとしない官僚と政府だった。
長年に渡る不正調査のために、住所不明、死去された方なども多いのだから総額や事務費もわからない。
消えた年金の時も確認作業と追加支払いに膨大な費用がかかった。
悪質なのは、支払いを少なくするように違法な調査をしていた。
法律に違反してまで、支払いを少なくする。
だれのために。
社会保障費を少しでも抑えるため。
増えれば、上司や財務省や首相からしかられる。
かつて小泉政権が社会保障費を抑えろと号令したことのツケが今現れたのだ。
中央官僚は政権のしもべではない。国民のしもべなのだ。
怒りが収まらない。
収まってたまりますかいな。
最後にもう一度。
消費税増税は百害あって一利なしですよ。安部さん。
それから、新元号に「安」の一字をつけてはいけません。
最終決定は閣議決定ということらしいから、「安」をつけると歴史に残る悪質忖度となります。
それもご勘弁です。
お読みいただき有難うございました。
