
講演会の続きですが、登壇者が替わりましたのでタイトルも変えました。
三宅勝久さんです。元山陽新聞記者で現在もジャーナリストの仕事をされています。
「これでいいの?山陽新聞」という内容です。
私事ですが、祖父が中国民報、合同新聞(ともに山陽新聞の前身)に勤めていました。
当時の柿原社長にプライベートなことでお世話になっており、孫の私も恩義に感じております。
このブログでも書いています。
それだけに現在の山陽新聞の状況をとても心配しています。
まず、山陽新聞での加計問題への取り上げが極端に少ないことです。
これは具体的な資料を新聞労連が作成されていますので、後ほど紹介します。
三宅さんは、加計学園のホームページの役員欄を読んで、見覚えのある名前を見つけました。
「越宗孝昌」氏。所属や職業は書かれていません。
三宅さんは、この氏名に見覚えがありました。山陽新聞会長です。
珍しい苗字ですから、私ならこれは同一人物と思い込んだでしょう。
しかし、三宅さんはジャーナリストです。
裏をとるために、山陽新聞に電話します。
山陽新聞の反応は極めてあいまいで、「わかりかねます」ということでした。
※この「わかりかねます」という反応こそ、私にはわかりかねます。外部の組織の役員をしていることを知らないのでしょうか。否定もしていない。逃げているとしか思えないですね。
三宅さんはその後、加計学園にも同様の電話をしました。
「取材ならファックスで送ってほしい」という対応なので、山陽新聞、加計学園ともにファックスで問い合わせたが、返事はなかったそうです。
結局、三宅さんが同一人物だと確認できたのは、労組からの情報だったのです。
次は、山陽新聞は加計問題をどのように報道したかを報告します。