岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

「これでいいの?山陽新聞」その1

2019-02-11 14:45:29 | 岡山

講演会の続きですが、登壇者が替わりましたのでタイトルも変えました。

三宅勝久さんです。元山陽新聞記者で現在もジャーナリストの仕事をされています。

「これでいいの?山陽新聞」という内容です。

私事ですが、祖父が中国民報、合同新聞(ともに山陽新聞の前身)に勤めていました。

当時の柿原社長にプライベートなことでお世話になっており、孫の私も恩義に感じております。

このブログでも書いています。

それだけに現在の山陽新聞の状況をとても心配しています。

まず、山陽新聞での加計問題への取り上げが極端に少ないことです。

これは具体的な資料を新聞労連が作成されていますので、後ほど紹介します。

三宅さんは、加計学園のホームページの役員欄を読んで、見覚えのある名前を見つけました。

「越宗孝昌」氏。所属や職業は書かれていません。

三宅さんは、この氏名に見覚えがありました。山陽新聞会長です。

珍しい苗字ですから、私ならこれは同一人物と思い込んだでしょう。

しかし、三宅さんはジャーナリストです。

裏をとるために、山陽新聞に電話します。

山陽新聞の反応は極めてあいまいで、「わかりかねます」ということでした。

※この「わかりかねます」という反応こそ、私にはわかりかねます。外部の組織の役員をしていることを知らないのでしょうか。否定もしていない。逃げているとしか思えないですね。

三宅さんはその後、加計学園にも同様の電話をしました。

「取材ならファックスで送ってほしい」という対応なので、山陽新聞、加計学園ともにファックスで問い合わせたが、返事はなかったそうです。

結局、三宅さんが同一人物だと確認できたのは、労組からの情報だったのです。

 

次は、山陽新聞は加計問題をどのように報道したかを報告します。

その2


最新の画像もっと見る