岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

厚労省元局長公判の経緯。冤罪事件の様相。

2010-02-27 17:41:20 | 国民と国会と政治
大阪地方裁判所で行われている厚労省元局長公判が、驚くような展開になってきた。

村木元局長は間違いなく「冤罪」だろう。
彼女は長期拘留にも関わらず、関与を否定し続けた。
まったくぶれなかった。
マスコミ報道を見聞していて、「これはおかしい」と思った人が多いのではないだろうか。

検察のシナリオ(構図)は、官僚と政治家の癒着という巨悪退治だったのだ。
しかし、検察はあまりにずさんな調書とりをした。
この微妙な時期に致命的なミスをしたことになる。

捜査の透明化はもう避けては通れないだろう。

検察は、国民の支持を得ることに格別の配慮をしている。
が、現実はその逆となっている。

「冤罪」が続く。
自らの権威をおとしめている。

検察改革は避けられない。


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3 コメント

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Unknown (ikume)
2010-02-27 19:47:55
重要な情報が出てきました。ご覧ください。
臨時の時限サイトです。
厚生労働省村木局長冤罪事件の真犯人
http://ikume.blog129.fc2.com/
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肥大する権力 (bonn1979)
2010-02-28 11:27:52
検察権力
郵政権力

肥大したなかに
多くの利権が動いたようですね。

このような巨大権力は
どのようにコントロールできるのか?

日常のなかにも
小さな「権力亡者」たちと
それにおびえる私たちがいます。

*あまりに驚いて意味不明のコメントになりました。本件については、早くから大熊由紀子さんがフォローしていましたね。
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情報ありがとうございます。 (岩清水)
2010-02-28 17:21:48
bonn1979先生、ikume様
情報ありがとうございます。
大熊由紀子さんのサイトを拝見しました。
江川詔子さんの傍聴記http://www.egawashoko.com/c006/000319.html
は参考になりました。
特捜は存在すること自体が冤罪づくりに繋がる構図があることがよくわかります。
ありがとうございました。
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