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天井のない牢獄と言われたガザです。
もう半年以上その天井からミサイルや砲弾が飛んできて3万5000人以上が犠牲になっていると言われます。
もう正確な数字はわかりません。
天井も重い蓋で覆われてしまったのです。
ガザにはライフラインを断たれ生命を維持することも困難な人々が100万人以上いるはずです。
2020年のデータでは200万人の人が居住していました。
ガザから脱出することは不可能なので現在も200万人近い人々が居住しているのでしょう。
イスラエルは戦争目的であるハマスのリーダーを殺害することができていませんから
リーダーを逃さないための国境封鎖でもあるのです。
目的のためには手段を選ばないイスラエル政権にとって戦争停止はよほどの条件でなければ受け入れるはずがありません。
世界の「孤児」になろうとも闘い続ける姿勢はロシアにも共通しており、21世紀の大きな課題です。世界の存続にかかわることです。
第2次世界大戦終結からもうすぐ80年です。
その間に曲がりなりにも保たれてきた戦後体制(軍事バランス)が危機に面しているのです。
恐ろしいほどの危機です。
人道も国連憲章も一部の国には効力がないのです。
自国さえよければいいと開き直っているのです。
また世界の国々が関係が複雑に絡み合っているため単純に敵味方にならないのです。
そうであってもシンプルに「人を殺すな!」というという主張が力を持たないわけではありません。
そんな世界になったらおしまいです。そこまでは行ってません。
核兵器使用を脅しに使っているロシアのプーチンなどは、最悪のシナリオでさえ考えていると思います。
自分が造ってきたロシアがなくなるならこの世がなくなってもいいと考えている節があります。
イスラエルも一人になっても戦おうとするでしょう。
マサダの戦いを讃えている人々です。
そこには近代的な理性はありません。
そのような国というよりは指導者とどう対峙していけばいいのか。
今の政権はかんがえているでしょうか。
米国に追従することしか考えていないのではないでしょうか。
何とかなるだろうということなかれ主義です。
現在の世界情勢を独自に分析し自らの頭で考えることを怠っているように思います。
米国は今後もイスラエルを支援していくのでしょう。
日本は従っていくのですか?
お読みいただきありがとうございました。
ガザを救え!