イスラエル軍が在シリア大使館をミサイル攻撃し
イランが対抗手段としてイスラエルを攻撃した。
イスラエルは再攻撃を意図している。何らかの形で実施されるだろう。
攻撃の連鎖を止めなければ中東戦争になってしまう。
イスラエルは核保有国と言われている。
イランも持っているだろうと推測される。
万が一のことも頭に入れておかなければならないのだろう。
よく2000年来のユダヤとアラブの紛争といわれるがそれは違う。
ユダヤ人の一部が「ユダヤ人は故郷の地の戻れ」と主導し実行したのは第2次世界大戦後のこと。
パレスティナはアラブ人の土地であり、イスラエルはその土地に侵入していったということ。
もちろんパレスティナにユダヤ人が全くいなかったわけでないと聞いたが。
しかし紛争が2000年続いてきたということはない。
ユダヤ人が占領し入植した土地は緑になっていき、ゴラン高原から眺めたアラブの人は「緑の浸食」と映ったという。
緑が増えていくということは土地が奪われていくことであった。
第3次中東戦争の後にイスラエルを訪れたことがある。
イスラエルは死海まで占領地を拡げていた。
そこには砂漠とオアシスとアラブ人の街しかなかった。街にはラクダが歩いていた。
遊牧民の土地が拡がっていた。
一方、新たに建国していたイスラエルは西洋的な街並みをつくり、入植地を拡大していった。
お互いに脅威を感じる地勢だ、満州国建設やアメリカ建国を思い出させる。
新しい大地には先住者がいたということ。
その先住者は土地を奪われていったわけで怨念はいつまでも続く。
それも過激なカタチを取っていく。
イスラエルはガザをどう統治していこうとするのか。
徹底した管理しかない。今までも天井のない牢獄と言われたが、それを強化していくのだろう。
このよな非道なことで百万人以上の人々を押さえつけられるはずがない。
イスラエル右派には未来がない。
後押ししているアメリカも混迷状態。
そこで尻尾を振っている日本政府も混乱状態。
日本人ができることは人道支援以外にはないと思う。
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