岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

援助で認知症の人も外出できる。無職 61歳  (2015年10月24日朝日新聞 声の欄)

2015-10-24 09:45:24 | 佐藤雅彦さんと認知症のページ 
佐藤雅彦さんの投稿です(FBより)

10月24日 土曜日
皆さんおはようございます。
本日朝日新聞、朝刊、声の欄
に私の投稿が載りました

援助で認知症の人も外出できる。            無職 61歳 
(2015年10月24日朝日新聞  声の欄)

 10年前に若年性アルツハイマー型認知症になりました。
私の使命は、認知症になったら何もわからなくなるという誤解をとき、
適切の支援があれば普通に暮らせることを示しことだと思っています。
次のようなことを、知っておいていただけないでしょうか。
 認知症になると道が分からなくなりますが、目的地まで案内してくれるボランティアがいれば外出できます。
買い物のとき商品の棚まで案内し、支払いを手助けしてくれる人がいれば、買い物リストを手に自由に買い物ができます。
 鉄道で駅を間違えることもあります。
降りる駅が記入されているカードを自分で持ち歩いて周囲の人に見せたら、降りる駅に来た時に教えてもらえると
ありがたいと思っています。
 コンサート会場や劇場で、トイレの場所が分からずに迷うこともあります。同じ趣味の人がしてくれれば助かります。
レストランで注文したメニューを忘れてしまうので、同席の人に注文したニュを管理してもらいたいと思います。
 こうした援助があれば、認知症の人は自由に外出でき、豊かな暮らしを送ることができるのです。

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