少し暑さが和らいだかなと思うけれどどうでしょう。
この時間(午前6時)に外気を部屋に入れると爽やかです。
今日は、大島青松園に沢知恵さんと仲間たちのコンサートがあるのでこれから出かける準備を始めます。
表題の映画を観たのは昨日でいたく感心したので短く書いておきます。日本公開は2年前です。
東欧ルーマニアの巨大医療汚職事件を追及する報道機関のドキュメンタリーです。
スポーツ紙の記者たちが政治家と医療関係者が国の医療体制を食いものにしていた事件です。
今、日本でも政治や官僚体制の倫理観が感じられないふるまいが露呈しています。
またマスメディアが本来の機能を果たせていないのではないか危惧されています。
このスポーツ紙といっても今までスポーツ界の悪事を暴いてきた実績があります。
事件を具体的に書いていきましょう。
2015年ルーマニアの首都ブカレストのクラブ「コレクティブ」で火災が起こり27名が死亡するという大事故がありました。
事件は意外な展開をみせます。
医療機関に搬送された負傷者が次々と感染症などで死亡します。
院内感染を起こしているのです。
それがあろうことか、消毒液が薄められて使われてたという信じられない話です。
10分の1まで薄められていました。
その調査結果を国は隠ぺいします。なぜなら政治家と医療関係者(病院理事長)が癒着しているのです。
報道を受け国民の怒りが爆発、保健相は更迭されます。
新たな保健相が民間より登用されます
カメラは可能な限り追います。記者会見はもちろんスポーツ紙の編集室。
さらに新保健相の執務室での打ち合わせまで。
記者会見など、東京新聞の望月記者のようにするどく質問、再質問をする記者が普通にいます。
これが欧米の記者会見のスタンダードです。
汚職事件が暴露されていくわけですが、一部マスコミ(テレビ局など)は新保健相の新たな取り組みに批判的な報道を行い、
行われた選挙では旧体制が勝ち、新保健相は敗北してしまいます。
時間がなくなりました。
お読みいただきありがとうございました。
ウクライナに平和を!