岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

通信網の脆弱さ。スマホは役に立たない。

2017-07-07 13:54:01 | ボランティアとアムダ

今回の豪雨災害は今まで経験したことがないことではないか。

雨が長引き、いまだ孤立、連絡取れない人々が多い。

心配だ。

通信網もズタズタになっているのではないか。

特にスマホでは通信時間が短い。ガラケーだと待ち受けだと1週間は持つが、スマホはあっという間に使えなくなってしまう。

基地局も使えなくなっているかもしれない。

安否確認の電話も急激に増える。

無線通信には過酷な状況となる。

特に山間部では平常でも通信が難しいところがある。

それに対して、自衛隊や警察などは自前の通信手段を確保しているので、不通になることはない。

すべて自前で賄うことができる。

一般の人々のライフラインの脆弱さとはまったくことなる。

では、私たちはどうして命を守っていくのか。

暗然としてしまう。

かつては、災害に遭っても1~2日待てば救援が来る、

それまでもつ飲食料を確保すればいいと言われていたが、

それでは無理なことも分かった。

衛星電話の活用も考えなくてはならないのではないか。

集中豪雨も地震と同じく、どこでもいつでも襲ってくると考えなくてはならない。

この事態をみれば、日本に安全な場所はなく、当然原発立地適地はない。


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