強権政治の崩壊が始まっている。
統制が利かなくなった。
陰では功労賞人事などが行われているが、潮目が変わってしまった。
まず、首相の都議会戦応援演説が激減した。来てもらうと票が減るから。
もちろん、選挙の顔にならない。
そして、歴史的惨敗。
政権の威信は著しく低下した。
求心力を失った権力者はみじめだ。
攻めに強いが受けに弱い。
もう解散総選挙はできない。
総裁選を経ての続投は困難だ。
すべての計画が立たなくなった。
しかも加計学園問題の追及はこれからだ。
自衛隊の救援活動を頼もしく思う国民は、憲法改正なくしても十分信頼している。
しかしそれは戦場での実力部隊としてではない。
公明党が、憲法改正が重要議題ではないといったことは多くの国民が納得していると思う。
九州地域の大災害にも国民は自立し連帯して支援を始めている。
「困ったときはお互い様」。
道徳の授業を受けなかった人々が活躍している。
逆に道徳の授業を強制的に受ける必要のある人は官邸や政権の周りに多い。
首相が海外にいる間にことは進んでいる。
「王」の不在にも何ら支障はない。