集団自衛権と集団安全保障の今後。決して諦めない。

自公の話し合いがまとまり　集団自衛権と集団安全保障についての憲法解釈の変更を閣議決定した。
自民党は　国会で関連法改セイが議論されることになるので　これからも議論が続くと逃げる。

しかし、現国会の与野党勢力図をみれば、法律を改セイすることになんの困難もない。
賛成多数で通過することはたやすいこと。
公明党の抵抗に比べれば与し易い。
残念ながら、安倍政権を甘く見た国民にも責任がある。
だからといって　地面を見ていてはいけない。
顔を上げ続けなくてはならない。

私たちも強靭な精神力を持って　安倍政権の進軍を食い止めなくてはならない。

見事な見本がある。
各国のワールドカップの決勝トーナメントの戦いぶりだ。
相手に１点、２点と先制されても最後の１分１秒まで反撃を続ける国ばかりだ。

私は幸いにも兵士になることもなく戦場にいくこともなかった。
これからの子どもたちも同じように生きてほしい。

かつて「産めよ増やせよ」と富国強兵を進めてきた政府があった。
今も「産めよ増やせよ」と喧伝されるが　若い母は富国強兵のために新しい命を育むのではない。

今の政府は言葉巧みに　愛国を語り　国民の気持ちを駆り立てる。
集団自衛権や集団安全保障へ踏み込むことで　喜ぶのはだれか。
政治は利害関係だから　閣議決定で喜んでいる国や人間を見れば　誰のための変更かがわかる。
日本国内での世論調査の数字を見れば　過半数をはるかに超える人々は望んでいないし喜んでいない。
政治は一部の人間の利益のために動いていることは確かだ。
その人間の動向を見極めたい。

かつての反省を忘れて　国の外に進軍することだけは阻止しなくてはならない。