1月下旬に感染したコロナの後遺症が少し残っていますが、久しぶりに外出しました。
ももたろうパートナーズから38名ほどが参加したイベントです。
井原市の街中にある多くの彫刻を触ろうという企画です。
日頃、彫刻を観れば分かった気になっていますが、触ることの重要性も学ぶ旅になりました。
井原市はJR岡山駅から清音駅まで行き井原鉄道に乗り換えて行くことができます。1時間ちょっとの電車旅です。
ブラインドの方と介護者との移動となると乗り換えがなかなか大変です。
さらに井原鉄道は1車両のみですからほぼ独占状態です。
乗換駅で切符を購入する時間もありません、井原駅到着後に清算することになりました。
でもなんとかうまくいきました。
では井原駅前から紹介いたします。
これだけの人数が歩いていきます。
井原駅前です。独特の駅舎です。弓と矢をシンボライズしているようです。
↓ 「扇」です。扇に矢が貫通した穴が開いています。
実は、源平の屋島合戦時に源氏の那須与一が平家の姫が掲げる扇に矢を放ち見事射抜いた故事にちなんでいます。
那須与一は、褒美としてこの地の荘園を賜ったといわれています。
出発です。
さっそく石のベンチに興味津々。
続いて「はじらい」桜井裕一。足までしか手が届きません。
ブラインドの方には触らなければスケールや素材が分かりません。
もっとも私たちは目で見ただけで分かったつもりになっているのも傲慢かもしれません。
道路わきのガードにも興味津々です。
袋田公園にやってきました。
この公園には彫刻がいっぱいあります。小学校の児童が創った作品です。
その作品が何か?触ってみて判断します。
結構難しい。
ブラインドの方の中には生まれた時から視力がない方もおられます。
その方はザリガニを触る機会もないのでは(あぶない)。
耳からの情報だけではザリガニがどのようなカタチかりかいできないのではないでしょうか。
実際に一緒に歩てみないとわからないことです。
チャレンジされていますが、私には何かさっぱり分かりません(-_-;)
うーん、この作品群はその年度の最優秀作品です。
モノを同定することの難しさ。多いの学びました。
まだまだいっぱい見てさわりました。
とりあえず以上です。