福祉職の方々のタレントは？

一緒に仕事をしている人の職務遂行能力について考えることがある。
人生経験が長いので、いろいろな仕事をしている人と一緒に仕事をしてきました。
福祉の世界と対極にあるように思える広告業界やファッション業界の友人も多い。

こちらの業界は派手で自己主張も強く、まさに自由経済風。
静かにしていたら忘れられる。
求められる能力も表面的にはかなり違う。
一人一人、個性が強い。協調性より、独創性が重んじられる。
周りの人の行動は大変気にしているが、表面的には無視している。
才能を感じる人も多いが、そうでもない人も多い。

一方、今の仕事場を見ると、ほぼ全員が優秀だと思う。
ある意味、優秀さのレベルも比較的似通っている。
70名の担当を持つこと自体も、かなり能力を要する。
それをてきぱきと全員がこなす。
みんな落ちこぼれや失敗も少ないといえる。
（精神的にきつくなり休職しておられる方も）

業務は順調に進む。
しかし、弱点もある。
改革や主義主張に弱い。
これは、権利擁護的な業務には弱いことにつながる。
政治や経済に疎い。

福祉技術的専門職？が多いように思える。

これはまずい。
厚労省が養成してほしい人材かもしれないが。

※尾道の古い商店街