岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

高梁市吹屋 旧広兼邸はまことに壮大です。

2019-11-21 15:33:35 | 岡山

午前8時前に宿に戻り朝食を摂りました。

9時に宿を出て、まず旧広兼邸に向かいました。

広兼氏はこのあたりの大庄屋で、享和、文化の頃小泉銅山とローハ(ベンガラの原料)製造で巨万の富を築きました。

麓の駐車場から仰ぎ見ました。

石垣の連なりは、まさに城のようです。

見覚えがあるのではないでしょうか。

そうです。

映画「八つ墓村」のロケ地です。

右手の建物が楼門で門番小屋です。

斜めに登っていきます。

かつては荷馬車が通っていたのでしょう。

駐車場を望みます。

この広大な石垣も半分は土に覆われているそうです!

楼門下からの眺めです。

楼門から中に入りました。2階は不寝番部屋です。

徹底した防備ですね。

母屋の台所です。

店の間、客間を望みます。

井戸です。岩清水を溜めています。

旧厩です。瓦置き場になっています。

厩(うまや)あたりから母屋を望みます。

下男部屋、奥は番頭部屋です。

土蔵の中を覗きました。お宝がありました。

離れ座敷です。

離れ座敷前から母屋を望みます。

母屋の客間です。庭から望みます。

水琴窟があります。

こちらは離れ座敷です。婚礼に使われたそうです。

2階は隠居部屋になっています。

母屋の座敷前です。2階に女中部屋があります。これは他の庄屋の建物も同じです。

狭いスペースに追いやられていますが、治安の意味もあったのかとも思います。

石垣の上の塀です。

見下ろすと、駐車場の奥に広兼家の菩提寺と墓所が見えます。

駐車場に降りてきました。

旧広兼邸は右下です。

再び旧片山邸あたり(吹屋往来)に戻ります。5km近くあります。

前回の訪問時、往路は歩きました。

帰りはボンネットバスに乗りました。

続きます

 

お読みいただき有難うございました。



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