午前8時前に宿に戻り朝食を摂りました。
9時に宿を出て、まず旧広兼邸に向かいました。
広兼氏はこのあたりの大庄屋で、享和、文化の頃小泉銅山とローハ(ベンガラの原料)製造で巨万の富を築きました。
麓の駐車場から仰ぎ見ました。
石垣の連なりは、まさに城のようです。
見覚えがあるのではないでしょうか。
そうです。
映画「八つ墓村」のロケ地です。
右手の建物が楼門で門番小屋です。
斜めに登っていきます。
かつては荷馬車が通っていたのでしょう。
駐車場を望みます。
この広大な石垣も半分は土に覆われているそうです!
楼門下からの眺めです。
楼門から中に入りました。2階は不寝番部屋です。
徹底した防備ですね。
母屋の台所です。
店の間、客間を望みます。
井戸です。岩清水を溜めています。
旧厩です。瓦置き場になっています。
厩(うまや)あたりから母屋を望みます。
下男部屋、奥は番頭部屋です。
土蔵の中を覗きました。お宝がありました。
離れ座敷です。
離れ座敷前から母屋を望みます。
母屋の客間です。庭から望みます。
水琴窟があります。
こちらは離れ座敷です。婚礼に使われたそうです。
2階は隠居部屋になっています。
母屋の座敷前です。2階に女中部屋があります。これは他の庄屋の建物も同じです。
狭いスペースに追いやられていますが、治安の意味もあったのかとも思います。
石垣の上の塀です。
見下ろすと、駐車場の奥に広兼家の菩提寺と墓所が見えます。
駐車場に降りてきました。
旧広兼邸は右下です。
再び旧片山邸あたり(吹屋往来)に戻ります。5km近くあります。
前回の訪問時、往路は歩きました。
帰りはボンネットバスに乗りました。
続きます。
お読みいただき有難うございました。