上の画像は、高校生でアルバイトをしている実態です。
週4日以上働いている生徒が44%。
平日4時間以上の生徒が46%。
貧困が再生産されていることがわかる。
週末も部活動で過ごす生徒がいれば、労働に費やさざるを得ない生徒も。
理恵さんは高校入学と同時にバイトを週4日している。
母親の収入18万円。理恵さんのバイト代。約7万円。すでに自分の生活費は稼いでいる。
アルバイトの掛け持ちです。高校生が月に7万円を稼ぐのは大変なことです。
当然、心身に負担が増します。
授業に集中できません。
教師も生徒の生活が見えていなかった。
自分で稼げば、他の生徒と外見上は変わらなくできる。
高校3年になる理恵さん。
進学したいが母親を気遣います。「そんなお金がない」と言われそう。
専門学校に行きたい。親がすべてを払うことはできないのです。
大学進学を目指している真央さんの話の話に移ります。
今二人に一人が奨学金を借りて大学に進学しています。
奨学金を借りるとは負債を背負うことです。十代の若者です。
真央さんには英語教師になる夢があります。
彼女に「進学の壁」が立ちはだかります。
つづきます。