

最近の福島氏の言動を観ていると、このような結果は予測されました。
鳩山氏の5月も、「すごい!」という決着になると期待はできませんでした。
福島氏は、現在の情況は数ヶ月前から想定していたわけで、いよいよ現実になっただけといえます。
福島氏には、他に選択肢はなかったでしょう。
辞任か、罷免の選択で、、罷免をとったということですね。
辞任でもいいのではと思いますが。
全国知事会では、各知事が各論反対でした(橋下知事のみは前向き=確かに大阪府はただ乗りです)。
これは、各都道府県選挙民の「考え」を推し量っているともいえます。
国政選挙や知事選挙をにらむと、火中の栗をひろう知事はいません。
言い訳はいくらでもできます。
簡単なことです。
現状維持が楽なのです。
沖縄は、米軍に「占領」されたままです。
結果的には、裏切ったかたちになりました。
沖縄以外の全国民がです。
私は、鳩山氏のドンキホーテ的言動は、評価します。
一言でいえば、よくもあんなに「孤軍奮闘できるな」ということです。
気の毒なくらいの迷走ですが、孤軍奮闘からは、多くの問題が見えてきました。
沖縄は日米同盟の被害者であることが再度クローズアップされました。
その沖縄の犠牲のもとに、日米国民が安住していること。
日米安保の意味を見直すこともしなかった。
鳩山氏は、普天間基地移設問題を試行している中で、海兵隊の重要さを認識したというナイーブな発言がありましたが、
私は、海兵隊の重要性について、理解できません。
鳩山氏には、海兵隊の重要性について、教えてもらわなくてはなりません。
米国は、普天間基地移設問題が大きな外交案件になることを恐れています。
米大統領や閣僚が、鳩山氏につれないのはそのためです。
すなわち、日本国民には現状維持して、眠っていてほしいのです。
では、日本国民は現状で安眠できるか。
いままで通り安眠できるか。
そんなことが許されるわけはありません。
福島氏は筋を通しました。
7月の参院選直前です。
さて、「わたしたち」ではなく、わたしはどう動くか。
「難しい、わからん」では、責任を果たせません。
政治的な行動が必要な時です。
現在の沖縄の我慢の限界を受け止めての福島さんの罷免覚悟の行動。
日米交渉の当事者として鳩山さんの限界。
ことは日米同盟にかかわること。
日米同盟が短期間に変更ができないこと。
沖縄に現状を知らしめたこと。
このことが今回見えてきたことかもしれません。
すなわち、日米に軍事同盟をどのようにするかが、今後の課題にあります。
私は米軍の縮小そして撤退へと進むことを望みます。
そして、安全保障とはなにかを、国民が議論することから逃げないことです。
今まで安全は人任せだったことはまちがいありあせん。
コメントありがとうございました。
そもそも「基地=必要」ではなく「基地≠必要」ということも視野に,時間をかけて議論をして,結論を出していく必要がありますね。
普天間しかり,嘉手納しかりですし,我が家の頭の上を夜中も飛ぶ厚木基地の戦闘機(横須賀基地の空母から飛んでいます)しかり,「日本の安全保障」のために「住民の安全」は保障されていないという現実を,もっと広く知ってほしいものです。