岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

取水口から汚染された水が海へ。

2011-04-02 20:57:16 | 東日本大震災


1000ミリシーベルトという異常な数値の汚染水が海に流れ出ていることがわかった。
原子炉からタービン建屋の地下へ。そこから流れ出しトレンチへ。
そして、ピッチから取水口、そして海へ。

もちろん高きところから低いところへ流れるのは水の特性。
土地汚染から海の汚染へ。
止まらない。

3週間。これほど長く放射能が放出され続けるのは人類史上初めてのこと。

汚染された水が1万トン以上にも及ぶのでは短期間の収拾はかなわない。

放射能の蓄積が進んでしまう。
日本は三度も被爆を受けてしまったことになる。
原爆被爆、ビキニ被爆、そして福島被爆である。

今回は、被害者であるとともに加害者である。
他国への加害者となったのは初めてである。


もう原発はいらない。
一基たりともいらない。


久しぶりに京都に戻ってきました。
1月から2ヶ月以上帰れなかった。
やはりほっとする。


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