岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

AMDA速報1 ミャンマーシャン州ラショー市 暴動被災者に対する緊急支援活動開始

2013-06-03 20:59:56 | ボランティアとアムダ
医療NGOアムダからメールマガジンを転載させていただきます。

□□□ AMDAメールマガジン ─  救える命があればどこへでも
2013年6月3日■□□□

AMDA速報1
ミャンマーシャン州ラショー市 暴動被災者に対する緊急支援活動開始
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5月28日、ミャンマー北東部シャン州(Shan)ラショー(Lashio)市で
異教徒間の争いが暴動に発展し、当日夕方には夜間外出禁止令が発令さ
れた。翌日にも暴徒による市街地域の破壊活動が行われ、30日には近
隣住民が避難を開始した。

この状況を受け、AMDAでは本暴動の被災者に対して、緊急支援活動を
実施することを決定し、6月2日、ラショ―市内の僧院と競技場に避難
している275世帯1,407人の避難民を対象に、医薬品および衛生キット
の寄贈を行った。医薬品はラショー市保健局が実施している巡回診療
支援として寄贈し、衛生キットは各世帯へ配付した。ラショー市保健
局からは、これにより診療が効果的に行えると感謝の言葉を頂いた。

3日には学校が再開されるなど落ち着きを取り戻しつつあるが、ミャン
マー当局による警備体制が大幅に縮小され、住民はいまだ不安を抱え
ながら過ごしている。

なお、現地報道によると28日から約1週間の間に、イスラム教礼拝所
モスクをはじめとするイスラム教施設や孤児院、商店、家屋などが焼
失・破壊され、1人が死亡、5人が負傷し、2箇所の避難所に1,635人の
住民が避難した。

■ミャンマー事業について
AMDAグループは、1995年からミャンマーにおいて保健医療・生計向上
を目的にプロジェクトを展開している。現在は、AMDAグループの構成
団体であり、中長期事業を担うAMDA社会開発機構がミャンマー国内4地
域でプロジェクトを運営している(9事務所、スタッフ約120人)。
ラショー市には今年3月、新規事業実施のため事務所を開設した。現
在は日本人1人を含む21人が、ラショー市より北西70kmに位置するナム
トゥ郡36村でコミュニティ保健改善活動に取り組んでいる。

■ミャンマー事務所 駐在スタッフ プロフィール
青木 純(あおき じゅん)
AMDAミャンマー ラショー事務所/業務調整員

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【お問い合わせ】
AMDAボランティアセンター
〒700-0013 岡山市北区伊福町3-31-1
TEL:086-252-7700 FAX:086-252-7717
E-mail: member@amda.or.jp
http://www.amda.or.jp

AMDA被災地へ!―東日本大震災国際緊急医療NGOの活動記録と提言
菅波 茂
小学館スクウェア




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