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岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

今日は龍ノ口山へ。

2009-10-04 20:40:08 | Y21山の会と、ハイキング
秋晴れの今日は、なまっている身体に刺激を与えるために、岡山郊外の龍ノ口山に
登ってきました。
257mというから低山ですが、結構楽しめます。

空は蒼く、風は涼しく、一汗かいてもさわやかこの上ない日でした。

旭川沿いに自転車で北上すると社会福祉法人旭川荘があります。
その裏山にあたります。

山頂には神社があるのですが、戦国時代は山頂に城かありました。
今でも山頂に深い井戸があります。
北側は旭川に面しており、難攻不落の山城でしたが、謀略を計られ落城してしまいます。
このような山城は岡山平野周辺の山々にあり、戦が繰り返されていたようです。
山に籠ってしまえば、攻めるに難しかったと思います。

夜は先ほどまで、
NHKスペシャル 「セーフネットクライシス しのびよる貧困 子どもを救えるか」
を観ていました。

今こそ「国のかたち」を変えなければならないし、それができる可能性を見た思いです。

どちらにしてもこれからも耐えなくてはならないことは多いと思われますが、
こども達にはそのような思いをさせてはならないと強く思いました。

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2 コメント

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同じなんですよね (Maa-chan)
2009-10-04 23:55:04
 NHKで放送されていたこども達の現実は,一人のスクールソーシャルワーカーとして学校に関わるようになり,全国どこでも「同じ」なのだなぁ,と感じながら視ていました。頭ではわかっていた「現実」を目の前に突きつけられていますので,日々自分自身ささやかながら何ができるかを考えています。


 こども福祉のことを考える時に一番大切なことは,「こどもには責任はない」ということです。
 こどもは,「親」「性別」「出身地(国)」を選べません。また,それを乗り越えた時に真の成長があるのだという話をする方もいます。

 少なくともこどもが選べなかったこれらについては,社会全体で乗り越えられるように支援していくのは当然なのだろうと思います。

 フィンランドのことが紹介されていましたが,キリスト教社会は「神の前の平等」ということが少なくとも「建前」では存在するのでしょうから,「福祉国家」が成り立つのかもしれません。なので,すべてを日本に持ち込むことが正しい政策なのかは,私自身よくわかりません。
ただ「こどもは社会の宝」という発想は,昔の日本社会にもあったはずです。それを取り戻しながら(「家族を大切にしましょう」を全面にと言うつもりはありませんが),社会全体でこどもの成長を支援していくために,どんな「人」「モノ」「お金」が必要なのかを,きちんと検証しなければならないのだろうと感じています。
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新しい国を考える。 (岩清水)
2009-10-05 21:36:18
Maa-chan さんコメントありがとうございます。
わたしはこども達の現場にはいませんが、
職場にシングルマザーが二人います。

まだ定職に就かれていますからなんとか頑張って育てておられます。
しかし、昇給もほとんどなく、子どもたちが教育に
費用がかかる年代になってくれば母親の力だけでは
どうすることもできません。
こども手当だけでも5.3兆かかると試算されています。
逆にいえば、今まで教育にいかにお金を使って
いなかったか。
本当に根本的にこの国を変えなくてはならないと思います。
私たちもない知恵を絞って政策提言をしなくてはならないと思います。
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