岡山市内陰涼寺の庭に鎮座しています。
カウ・ゴシラだ!
牽引している。軽ワゴンのスピーカーも強力だ。
お寺の室内で講演です。フォトジャーナリスト山本宗輔さんも。
2011年3月11日、大地震の後に大津波、そして原発爆発。
浪江町の様子を話していただきました。
そして、大混乱、定まらない避難場所。
家畜の生き地獄。
殺処分された牛1687頭、埋められた家畜は牛3436頭、豚約1万6500頭、鶏は約8万1000羽。
国の命令だった。
吉沢さんは、殺すことができなかった。
でも、殺した人も「正しい」、殺さなかった人も「正しい」という。
争うことではないと。
今、牧場で飼育している牛は、287頭、人からも預かった。
もちろん、汚染されているから市場には出せない。
287頭という数は本当に大変な数で、食料の調達、排せつ量などを考えると気が遠くなる。
8年目、まだまだこの先は長い。
飼っておれば15年は生きるという。
吉沢さんの両親は、中国東北部、ソ連の国境地帯の武装移民として移住したという。
日本に帰ってきて、また開拓をし、牛を育てていた。
2重の棄民ということになる。
写真パネルを見る。
講演の後、デモ行進をする。