北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

平成22年の二二六事件

2010-02-26 23:47:01 | Weblog
 手に汗握ってみていたバンクーバーオリンピック女子フィギュアの戦いが終わりました。

 結果、浅田真央さんは銀メダルで安藤選手も鈴木選手も入賞という形になりました。縁起を終えた直後の真央ちゃんへのインタビューは苦しくて見ていられないくらいでしたが、涙を浮かべながらの気丈な対応が立派だと思いました。

 トリプルアクセルをショートプログラムとフリーで合計三本成功させたことは快挙でしたが、大技が点数として評価されない現在の採点方法の下ではキム選手が戦略的な戦い方でしたし、またあのプレッシャーの中でしっかりとそれぞれの技を決めてきたことは評価されることでしょう。

 まだこれからのある選手なのでさらに頑張って欲しいものです。


【石原知事発言】
 http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/100226/tky1002261634013-n1.htm

 --バンクーバー五輪での日本選手の戦いぶりについて

 「もうかわいそうで見てられないよ。あれが日本の実力なんだよ」



 石原知事がこう言いたくなるのも分かるような気がします。方やで国の名誉をかけて戦っているにもかかわらず、スポーツ強化の支援は先細る一方だし、企業は目立つところにしかお金は出しません。

 おまけに成績がふるわなければこき下ろすような論調も目立ち、成績を残したところで社会がどれだけ評価と功労をしてくれるでしょうか。

 お隣のロシアも今回は成績がふるいませんでしたが、人口の大きさにもかかわらずスポーツが国の名誉をかけた育成対象とならない社会はちょっと残念な気がします。

    ※    ※    ※    ※

 今日は札幌で恩のある大学の先生の退官記念講演がありました。

 積極的に世間に対して学問は発信をすべきという教えを実践した先生でした。

 留学生を含めて国の内外で多くの学生を育てられましたが、最後の言葉は「一燈照隅万燈照国」
 
 一人一人が一隅を照らし、志を同じくする万人で国を照らして行こうという教えです。

 これまで本当にお世話になりました。ありがとうございました。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする