故辻井達一先生のお別れ会が札幌の京王プラザホテルで開かれました。
各界でお世話になった人達が集まり、会場は約千人の参加者で埋め尽くされました。
会場の全面には菊の花に囲まれてにこやかな在りし日の辻井先生の笑顔の写真が大きく飾られています。まさにこの笑顔で我々は今日まで導かれて来たのです。
司会から、生前のご功績に対する紹介があったあと、三人の方から弔辞が読み上げられました。
北大名誉教授の梅田安治先生、釧路ウェットランドセンターの新庄久さん、小樽商科大学名誉教授の山田イエマサ先生がそれぞれに生前のお付き合いの様子を生き生きと語ってくれました。
「報告書の目次が出来上がると、『うん、これでできたも同然』『君、それはやってみる手だよ』というのが辻井先生の口癖でした」
「何事もやってみなくちゃ分からないよ」
「愉快ですねえ」
先生の口癖が目に浮かびます。
多くの方たちに慕われた辻井先生でした。
心からご冥福をお祈りします。