いい大人が属する集団は二種類。一つは自分の好みに応じて参加するテーマコミュニティで、もう一つは住んでいるところで活動するエリアコミュニティです。
自分が参加したい趣味や活動を共にするコミュニティは、どこにいても参加ができますが、住んでいる地域の人たちが参加主体になる地域コミュニティは相手を選べません。
今日は住んでいる地域の琴似中学校と連携する「琴中おやじの会」の総会があって、二年ぶりに参加してきました。
子供が中学生の父親って、人生で一番忙しい胸突き八丁のステージのはずですが、それでも中学校を取り巻く地域活動にコミットしようという親父さんたちはとても貴重な存在です。
琴似中学校のおやじの会は今年で十七年目に入りますが、PTAと一線を画した父親の会として学校や子どもたちと触れ合うことを目指して活動を続けています。
札幌市内でも中学校による父親の会は珍しく、その会が今年で十七年目に入りました。
スポーツクラブを相手にした子供たちとのスポーツ対決や、父親同士で鉄道の旅をする企画など、子供たちとの触れ合いだけでなく父親同士の親近感を高める活動も行っています。
琴中おやじの会では、子供が中学校を卒業した親をOB会員として参加することを認めています。そのためにPTAと違って子供が卒業したら縁が切れるということがありません。
いつまでも地域に根差した父親同士のつながりが広がって行くところがこの会の良いところです。
今日は中学校の校長先生や教頭先生も参加していただいて、今年一年の活動に弾みがつきました。
今年も中学校を支える父親のネットワークで活動したいと思います。