さて、今年もいろいろなことがありましたが無事に年の瀬を迎えることができました。
先日ネットニュースで、野間文芸賞を受賞した作家東野圭吾さんの受賞挨拶が話題になっていました。
東野さんは、子どもの頃に21世紀になるときに自分が何歳になるか計算したところ、43歳と分かり、「なんだそんなジジイになっているのか」と思ったのだそう。
ところが61歳になった今、43歳を振り返ると「若かったな、と思います」と。
「ここにいる皆さんの明日からの人生の中で、一番若いのは今日です。僕もまた来年一つ歳を取りますが、今日が一番若いんだから、今日が一番これからの人生で可能性がある」
素晴らしく、また刺激的な挨拶です。
昔の若かった自分と比べて「歳を取った」などと言っていては、未来の自分に申し訳がありません。
『お前はその一番若かった時にどうしていたんだ?』
何かがもうやれなくなった未来の自分に、『それができたときにやらなかったのはもったいなかったなあ』と言われないようにした方が良いですね。
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僕の場合は、掛川時代に感じた「生涯学習」の思いを大事にしていきたいと思っています。
生涯にわたって「わからないことをなくしてゆけるように」と気付き、学び続ける気持ちを大切にしたいのだと。
今年も多くの皆様に大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。