先週受験した「二級小型船舶操縦士試験」ですが、本日Web発表があって無事合格しました。
実技でちょっと失敗していたのでドキドキしていましたが、学科・実技ともに合格者一覧に自分の番号がありました。
指導教官からは「大丈夫、実技試験は全体の流れで見てくれますから心配しないで」と言われていましたが、やはり思うとおりにできなかったので心配でした。
「まず落ちませんから」と言われた割には23人の受験者の中で実技試験で1人、また問題集さえきっちりやっておけば大体合格ラインには到達する学科試験では4人が不合格でした。
一緒に実技試験を受けた番号が私より後ろの二人も無事に合格していて、それも嬉しくなりました。
◆
一方、そうやって船に興味を持った今日この頃、船の事故や禁止のニュースなどを良く見かけるようになりました。
ジェットスキーで消波ブロックに衝突して死者を出した事故や猪苗代湖での事故などがある一方、今年の10月からは北海道の屈斜路湖で4月から12月まで湖への動力船の乗り入れが禁止されることになりました。
以前から屈斜路湖では動力船の無法状態が目立っていて、眉を顰める人が多かったのですが、観光振興の期待もありなかなか制限ができなかったものです。
しかし法律に基づかないルールでは規制の力が弱く、ルールはあれど一部の利用者に守られないという状態が続いていたもので、環境省もようやく重い腰を上げた形。
パブリックコメントでは、帰省に対して賛成・反対両方の声が寄せられていましたが、環境省もかなり強い気持ちで規制に乗り出した姿勢がうかがえます。
免許を取るときは、安全確認とルールやマナーについても深く学んだはずですが、いつしかそれらをおろそかにする一定層がいるということでしょう。
コロナ下でアウトドアへの人気が増大して、今まで以上に船舶免許を取得する人が増えているのだそう。
免許初心者の謙虚な気持ちを肝に銘じましょう。