私こと、通勤中などにラジオを聴く道具として骨伝導のヘッドホンを使っています。
骨伝導では業界老舗のShokz製(以前のAftershokzから改名)のもので、割と上位モデルのAeropexという商品です。
最近これを使っていて、電源のゴムスイッチが浮いているような気がしていたのですが、はたと気がつくとこれが取れてしまいました。
ゴムのカバー部分が材料疲労で取れたのです。
困ったことになりました。このままではボリューム調整ができません。
(もう修理か交換だな)と思いつつ、購入時の箱を引っ張り出して保証書を見てみると、購入したのは2年前の10月3日で、保証期間は2年。
なんとギリギリ保証期間内でした。
早速メーカーのサポートのサイトにアクセスして手続きをしようとすると、注意書きに「正規販売店以外のご購入(二次販売品・転売品や中古購入)はサポート対象外となります」とありました。
おまけに問い合わせのためには、製品のシリアルナンバー、注文番号なども書き込まなければアクセスできないようになっています。
(あれれ、シリアルナンバーやら注文番号なんて今さらわかるかな?)と不安な思いをしながら箱を探すと、保証書とシリアルナンバーは出てきました。
続けて正規販売店から買ったかどうかを調べると、確かに楽天経由で正規の代理店からの購入で、2年前の購入記録から領収書も取り出せました。
さすがにデジタルの時代はこういう記録もちゃんと残っているんだなあ、と感心。
求められる資料、情報は全部手に入ったのでこれで故障個所の写真をつけて対応依頼をすると翌日すぐにサポートからのメールが入りました。
曰く、「ご迷惑をおかけしています。現物を送っていただき症状を確認したところで交換とさせていただきます」とのこと。
ところが「残念ながら同じ色の同じ製品が製造中止で在庫もありません」ときました。
そこで「後継機種の同色のものとの交換でいかがでしょうか」という提案。
後継機種の仕様を見ると、後継機種は私が買ったものよりも急速充電機能が向上しているだけでそのほかは全く変わりません。
不思議なのはそれでいて定価の値段が2千円ほど安くなっていることですが、まあそれだけ数が出たので安くなったと理解することにしました。
そのうえで今はメーカー側の提案を受けることにして壊れた現物を送ったところ。
このことを通じて改めて感じたことは、ちゃんとしたメーカーって保証については真面目だな、ということと、お値段はそれなりでも正規のお店から買っておくことが大切だという事。
ほんの少しのお金を節約した気になっても、結果的に保証が受けられないということでは残念です。
迷わずに王道を行け、ということじゃないかな。
保証書の類もちゃんと取っておきましょうね。
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