今年は自動車運転免許の更新の年で、誕生日が近づいてきた今日、職場の近くの免許更新センターへ行ってきました。
幸いにしてこの間無事故・無違反でおられたので優良ドライバーとして講習は30分の優良講習で済みました。
さて、講習会では「わかる身につく交通教本」という冊子とともに、「北海道を安全に走るために」という冊子を渡されました。
気になったのは「北海道を安全に走るために」という黄色い冊子のほう。何が書かれているかと表紙を開いてみると、重要項目が四つ並べられていました。曰く、
①交通事故死者は高齢者が多い
②悪質・危険運転者による重大な交通事故が多い
③シートベルト非着用者による死者が多い
④自転車がかかわる交通事故が多い
やはり重大で死亡被害者が出るような事故に対する注意喚起に重きが置かれていますが、④の自転車に関する交通事故に対してページを割いているのはこれが最近の話題だからでしょう。
特に自動車と自転車による事故は、自転車の被害者は重大な怪我や死亡につながる可能性が大きく、マナーや交通ルールもいよいよ厳格になってきました。
冊子の中では自転車事故の累計資料が示されていて、一番多いのは出会いがしらの事故で53.3%だそうです。自転車の場合、乗る側の技量や交通意識が乏しい人が乗っていることも多いので、気を付けたいですね。
また北海道では自動車の正面衝突による重大事故も多いのが特徴です。しかしこれはセンターにガードレールを設置することで大幅にそのリスクを軽減できます。
道路設備の充実で事故を減らすことが可能なことって結構あるので、そういう目で道路を見てみてほしいところです。
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さて、講習では11分ほどのビデオを見せられますが、内容はスマホをしていて前方不注意による事故を起こしたドライバーのドラマでした。事故を起こして「ああ…、どうしよう…」と途方に暮れている運転者を見るとやはりぞっとするものです。
「あんな目には絶対会いたくない」
30分だけど、恐怖と不安を呼び起こし、気を付けようという動機づけと戒めのためには十分な効果がありました。
気を引き締めてハンドルを握ることにします。
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