孫たちと本当に久しぶりに人生ゲームで遊びました。
人生ゲームって最近になって結構様々なバリエーションが出ているのですが、今回遊んだのは「人生ゲームゴールデンドリーム」というボードです。
1から10のルーレットを回して出た目だけ進み、止まったマスの指示に従ってお金をやり取りするという基本コンセプトは変わりませんが、昔に比べると様々な点で現代的風味を盛り込んでいます。
大きく違うのは、止まったマスにたまに三色の「移動指示」があって、そこに止まると別添の高さ三段の島へ移動してそこでお宝をゲットするというルールです。
三段は一番低い段が「旅行コース」、二番目が「冒険コース」、一番高いのが「VIPコース」となっていて、そこへ移ってからルーレットを回して止まったところで早い者勝ちでお宝がゲットできることになっています。
もらえるお宝には最終的に清算するときの値段がついていて、旅行コースのお宝が一番安く、VIPコースが一番高い宝が手に入ります。
そのほか、就ける職業が現代風で、Vチューバ―やアイドル、フリーターなどなどで、途中のマスの指示で転職することもでき、結構給料の高い職業を選べます。
また「結婚」という表現が無くなっていて「同乗者を乗せる」という表現を使うあたりはご時世だな、という感じ。
私が子供の頃に遊んだ人生ゲームでは、最後にゴールした際にそれまで稼いだお金を全額賭けての大博打というルールがありましたが、このゲームではそれはなくなっています。
それでもまだ"人生とは運に左右されながらもお金を稼ぐ旅だ"、というコンセプトがこのゲームには込められているのに対して、令和版の人生ゲームの中には、「フォロワーを一番獲得した人が勝ち」というようなものもあるようです。
人生の価値とはお金なのか、フォロワーなのか、それともさらにほかに何か指標になるものがあるのでしょうか。
こうしてみると人生の価値をなんで計るのか、代表させるのかと考えた末に、所詮なにもかもどうでもよくて、自分自身が満足できるかどうかにかかっているのかもしれない、と考えさせられるのが人生ゲームなのかもしれません。
人生はゲーム…、どうせなら買って終わりたいところですが、ね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます