北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

次回の都市地域セミナーと、京都観光の陰

2019-01-22 23:57:35 | Weblog

 

 今日は都市計画学会北海道支部の幹事会。

 これまでの活動報告と、今後の予定についていろいろな議論がなされました。

 私の担当でいうと、今年度二回目の都市地域セミナーを、2月28日に札幌で開催することを報告しました。

 次回のセミナーは、この春にオープンする安平町の「道の駅あびらD51ステーション」をテーマに取り上げます。

 道の駅あびらD51ステーションは、かつての鉄道基地だった歴史を呼び起こすために蒸気機関車を保存することにしていますが、ここにさらに往年の「特急おおぞら」の車両も保存されることになっていて、その事業がクラウドファンディングでお金を集めたということが話題になっています。

 こうしたお話を伺うことで、鉄道遺産を生かしたまちづくりについて考えるきっかけにしたいと思います。

 ご興味のある方はぜひお越しください。


    ◆


 会合の後で、今年の新年会と称して10名ほどで飲みに行きました。

 参加者は皆それぞれにいろいろな知見のある方たちなので、話をしていても面白い話題にあふれています。

 話題が外国人観光客の話になったときに、京都の話になりました。

「京都などは、外国人観光客であふれているんでしょうね」と言うと、地元をよく知っている方が、「京都はそもそも面積が狭いので、そこにたくさんの観光客が来ると物理的にあふれてしまうんです」というちょっと心配な状況。

「京都では着物を着ている人を多く見かけるんですが、そのほとんどがまた外国人なんです」
「それは日本の着物文化を楽しんでいるのでしょう」

「それが、着物というよりも浴衣で、それもまた季節外れな時期に浴衣で歩かせているんです。眉をひそめている人も多いのですが、それって日本文化のまがい物を安い値段で与えて、結局日本の文化を貶めているようなものだと思いますよ。インバウンド観光の中身ももう少し考えないといけない時期が近付いているように感じます」

 国内外の楽しい話でお酒が大いに進みました。

 今年もまちづくりの話題にふれていきましょう。

コメント
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